インプラントが新しいステージへ

インプラントが新しいステージへ

従来のインプラントは、チタンで出来ておりました。しかし強度の点で純正チタンではなく、チタン合金が使われておりました。欠点としては太さや長さを増すことで、骨結合を強固にすると考えていました。

しかし、欧米では、既にチタンとジルコニアの材質で作られている、
Roxolidというマテリアルが使用されるようになりました。日本でもようやく本年から厚生省の認可を取得でき、手に入れることができるようになりました。当院におきまして本年より全面的に本製品を使用することに致しました。

従来の製品は、特許が切れてジェネリック医薬品と同様に誰でも真似て製品化出来るようになったので、格安製品が韓国などで生産されるようになってきました。しかし、Roxolidと同じような製品は格安では販売されません。

Roxolidの強度は24%増加し、骨結合も早くて強固であるという利点を備えており、従来よりも細くて短いインプラントの仕様が可能になっています。それ故、より安全で低侵襲で手術が行えるということです。
ぜひみなさんも、インプラント治療をされるのであればRoxolidと指定をされればと考えます。