●インプラント診療についてのご注意

インプラントの情報を2018年度のアメリカインプラント学会からの講演から10年以上問題なく経過するにはどのようにすればいいのかを説明したいと思います。
インプラントや審美治療には絶対にやらなければならないことが存在します。
残念ながら歯を抜くことにより骨は吸収してきます、だから必ず骨を作ったり歯肉の移植をしたりしなければなりません。簡単にできると説明をされて特に前歯にインプラントをすると何年かすると金属が見えてきたり、歯肉が下がってきます。
もともと日本人は唇側骨が薄く歯肉も薄いからです。
インプラントや審美治療には絶対にやらなければならないことが存在します。
残念ながら歯を抜くことにより骨は吸収してきます、だから必ず骨を作ったり歯肉の移植をしたりしなければなりません。簡単にできると説明をされて特に前歯にインプラントをすると何年かすると金属が見えてきたり、歯肉が下がってきます。
もともと日本人は唇側骨が薄く歯肉も薄いからです。
1)インプラントの治療後、10年後骨が吸収されてしまう。そのためには?

歯を抜いたところは何もしなければ骨が吸収する。
そして歯肉の陥凹が見られる。

骨の移植をしなかった場合、10年以上経過すると
だんだん骨自体が吸収してくる。

左と比べるとこの部分が吸収され歯肉が陥没してしまう。
インプラントの治療後は、骨の退縮が起こります。
そこで、インプラントの治療には、歯肉、骨の再生治療が必要になります。
インプラント治療には、「1本いくらかかる」かが大事なのではなく、きちんとした処置と予後のメインテナンスが極めて重要になります。
そこで、インプラントの治療には、歯肉、骨の再生治療が必要になります。
インプラント治療には、「1本いくらかかる」かが大事なのではなく、きちんとした処置と予後のメインテナンスが極めて重要になります。

当院のインプラント治療例
症例1) 10年経過しても良好である
症例2) 12年経過しても良好である
2)インプラントの治療後、処置をしたのに10年後骨が吸収されてしまう。
きちんと処置をしたにもかかわらず、治療後、10年で退縮がみられる。(2例)


所見:
歯がグラグラするなどの症状で来院された10年前の患者さん。
拝見すると歯肉の退縮が見られます。
きちんと処理はしたものの、歯周病などで退縮が進むことがあります。
そこで、追加の骨の移植などの処置をシッカリと行う。
歯がグラグラするなどの症状で来院された10年前の患者さん。
拝見すると歯肉の退縮が見られます。
きちんと処理はしたものの、歯周病などで退縮が進むことがあります。
そこで、追加の骨の移植などの処置をシッカリと行う。
インプラントを、できるだけ10年以上経過しても変わらない状態を保つには世界的に見ても、特に上下の前歯は難しいと言われており、やはりやらなければならないことを正確にやることの大切さを痛感します。
そしてメインテナンスを続けていくことの大切さを理解していただければと思います。
そしてメインテナンスを続けていくことの大切さを理解していただければと思います。
3)インプラントの治療後、メインテナンスをしていないと・・・
私が27年前に処置した方です。
その後メンテナンスに来なかった方の状態です
ほとんどの上顎の歯が歯周病になっています。

再治療後11年メインテナンスにきっちり通ってきています。問題なく経過しています。
私たちの目標
治療目標は、「機能的」「審美的に優れ」「永く保つ」ことを基本理念にしています。
しかし目標達成には、明確なゴールを治療に参加する全てのスタッフと患者様が理解し、共有し、協力努力して初めて達成させるものだと理解しております。
一方通行では絶対にうまくはゆきません。目標設定には診断が必要です。これまでに10万枚にも及ぶ写真撮影し、保存し、患者さんとの治療方針の確認、相談を基本として参りました。
私たちは、総合的に歯周病、矯正、咬合(かみ合わせ)、審美の観点から診断します。
※昨今問題の金属アレルギー、歯科恐怖症の方もお気軽にご相談ください。
しかし目標達成には、明確なゴールを治療に参加する全てのスタッフと患者様が理解し、共有し、協力努力して初めて達成させるものだと理解しております。
一方通行では絶対にうまくはゆきません。目標設定には診断が必要です。これまでに10万枚にも及ぶ写真撮影し、保存し、患者さんとの治療方針の確認、相談を基本として参りました。
私たちは、総合的に歯周病、矯正、咬合(かみ合わせ)、審美の観点から診断します。
※昨今問題の金属アレルギー、歯科恐怖症の方もお気軽にご相談ください。
院長 村辺 均