月刊みと 誌上クイズの解答です!

ー問題ー
Q.「奥歯がなくなるとなにか問題がありますか?」
Q.「奥歯がなくなるとなにか問題がありますか?」
●解説
今回は、奥歯のこと、そして奥歯と関係の深い、お悩みの方が多い「額関節症」の治療についてお話します。
まずきちんとした測定をします。
そして理想のあごの位置を決めて、関節を理想の位置に移動させます。
他の治療でもそうですが大事なことは正確に削ることになります。
詳しく実例を見ていきましょう。
今回は、奥歯のこと、そして奥歯と関係の深い、お悩みの方が多い「額関節症」の治療についてお話します。
まずきちんとした測定をします。
そして理想のあごの位置を決めて、関節を理想の位置に移動させます。
他の治療でもそうですが大事なことは正確に削ることになります。
詳しく実例を見ていきましょう。
実例研究
1)CTにて画像診断

2)CT画像から関節の一番詰まっている部分をさがす

その部位の前方、上方、後方のスペースを計測
3)理想的な下顎窩と下顎頭の隙間とは

理想的な下顎窩と下顎頭の隙間は、
前方1.6mm前後
上方2.5mm前後
後方3.5mm前後
になります
前方1.6mm前後
上方2.5mm前後
後方3.5mm前後
になります
4)CT画像より、下顎窩と下顎頭の隙間を決めていきます

右側の移動量

左側の移動量
5−1)数値を咬合器へ移す



関節を移動したことにより前歯は咬まない状態
5−2

臼歯が早期接触している為、切歯ピンが浮いている


丸しているところが当たっているところ
6)関節を理想的な位置に移動させるには
●メタルアプライアンス
●レジンプレートアプライアンス
●シェルを張り付ける
etc
となります。
●レジンプレートアプライアンス
●シェルを張り付ける
etc
となります。
ぜひ、このような状態の方は相談して下さい。ご相談、お待ちしております。
私たちの目標
治療目標は、「機能的」「審美的に優れ」「永く保つ」ことを基本理念にしています。 しかし目標達成には、明確なゴールを治療に参加する全てのスタッフと患者様が理解し、共有し、協力努力して初めて達成させるものだと理解しております。
一方通行では絶対にうまくはゆきません。目標設定には診断が必要です。これまでに10万枚にも及ぶ写真撮影し、保存し、患者さんとの治療方針の確認、相談を基本として参りました。
私たちは、総合的に歯周病、矯正、咬合(かみ合わせ)、審美の観点から診断します。
※昨今問題の金属アレルギー、歯科恐怖症の方もお気軽にご相談ください。
一方通行では絶対にうまくはゆきません。目標設定には診断が必要です。これまでに10万枚にも及ぶ写真撮影し、保存し、患者さんとの治療方針の確認、相談を基本として参りました。
私たちは、総合的に歯周病、矯正、咬合(かみ合わせ)、審美の観点から診断します。
※昨今問題の金属アレルギー、歯科恐怖症の方もお気軽にご相談ください。
院長 村辺 均